ＬＰガスは完全燃焼すると炭酸ガスと水になります。イオウ分や亜硫酸ガスなどの有害物質を含まないので、ご家庭ではもとより工業用、業務用にも幅広く使われています。また、LPガスは化石エネルギー（石油・石炭・天然ガス・LPガス）の中でも天然ガスとともにCO2排出量が少なく、燃焼時の排出ガスも極めてクリーンなエネルギーです。

現在、全国で２５００万世帯と半数の世帯でＬＰガスが利用されています。ＬＰガスは成分が均一なので熱量もガス圧も全国共通です。そのためガス器具はどこでも安心して使えます。

日本列島は、いつ・どこで大地震が起きても不思議ではないと言われています。ＬＰガスなら地中埋設の本管が不要で、それぞれのお宅でガスを確保しているので安心。阪神淡路大震災の時は、都市ガスの復旧が遅れる中、ＬＰガスはその日から被災地の生活を支え、その頼もしさを実証しました。また、ＬＰガスを設置する公共施設が増えています。

ＬＰガスの発熱量は１ｍ3あたり２４，０００キロカロリーと都市ガスの２倍以上の高カロリーです。（都市ガスの中にもカロリーを上げるためにＬＰガスを混ぜています。）またヒートアップに要する時間も短く、強い火力を必要とする中華料理店等や工場などで活躍しています。